「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

横浜栄共済病院(2021年度)

枇杷田 裕佑(卒後4年目)

<横浜栄共済病院での専攻医について>
横浜栄共済病院に後期レジデントとして赴任してから1年が経過しました。後期レジデントとして感じた病院の魅力や1年を通して学んだこと、感じたことを紹介いたします。 横浜栄共済病院は病床数430床の横浜市栄区の中核を担う急性期型病院です。2019年秋に新病棟へ建て替わり、病棟・外来・内視鏡検査室などが清潔感のある仕事のしやすい環境になりました。病院内にはコンビニやカフェなどが併設されており、ひと息つきたい時に活用しています。病院の最寄り駅は根岸線・本郷台駅で徒歩7分ほどの場所に位置しており、大船や横浜までのアクセスも良く、休日の外出がしやすい場所にあります。

当院の消化器内科医は9人でそのうち後期レジデントは3人(後期2年目1人、後期1年目2人)います。後期1年目から主治医として患者に接し、診断から検査、治療までを主体的に方針決定します。最初は分からないことが多く不安でしたが、毎日夕方に上級医とのチーム回診を行い、検査・治療の方向性の確認と週に1度の消化器内科カンファレンスを行う事で、安心して治療を進める事が出来ます。上級医の先生方は優しいため、悩んだ事があった場合にいつでも相談できる環境が整っています。 後期1年目から外来担当日が設けられており、消化器内科の疾患を幅広く学ぶことが出来ます。 また、上部・下部内視鏡検査、ESD、ERCP、EUSの件数は年々増加しており、早い時期から多くの手技を経験することが出来ます。経験豊富な上級医の指導のもとで自分なりに試行錯誤しながら手技を学ぶ事は上達の近道であると日々感じています。

当院では救急当直が月に2回、消化器内科オンコールが月に8回あります。救急当直は二次救急の内科全般(循環器内科と神経内科は別に当直担当医がいる)を扱う当直となっており、消化器疾患のみならず内科全般の救急疾患を経験することが出来ます。オンコールは1stコールとして後期レジデントが対応しますが、必ずセカンドに上級医が待機しており、判断が難しい症例や緊急で処置をしなければならない場合はいつでも相談する事が出来ます。体制が整っていれば、緊急処置も自分が主体で行うため、処置をする際の緊張感や責任感、治療に成功した時の達成感を味わう事ができます。

仕事を充実させる事も大事ですが、私生活も充実して過ごす事が出来るのが当院の魅力の一つです。救急当直の翌日は振替休日を取ることが出来るため、平日にドライブにでかけたり、学会や自学自習の時間を確保する事ができ、タイムマネジメント次第で様々なことに挑戦しスキルアップが望めます。

右も左も分からない消化器内科になりたての自分を上級医の先生方は熱心に指導してくださり、この1年間を通じて成長を実感して喜ぶ時もあれば、数多の失敗で落ち込む時もありましたが、消化器内科医として最高のスタートを切れたと思います。当院で働き、自分と同じような気持ちになってくれる後輩が増えることを望んでいます。


横浜栄共済病院(2018年度)

目黒公輝

横浜栄共済病院は根岸線・本郷台駅から徒歩7分の場所に位置する、病床数430床の横浜市栄区唯一の急性期型病院です。現在、当院は新病院へ建て替え中であり、2016年に消化器内科は新病棟へ引越しを行いました。そして2018年9月に残る新棟の建設が完了し、それに伴い外来や内視鏡検査も全て新病棟での診療となります。またコンビニやカフェ・パン屋等が併設される予定で、私達も新病院での業務がとても楽しみです。

当院の消化器内科医は7名、そのうち後期レジデントは2名です。後期レジデントも主治医となり検査計画・治療方針などを決めていきますが、チーム制を組み、わからないことや不安なことはいつでも相談できる体制を整えています。科内の雰囲気は他科の先生方が羨むほど良く、相談しやすい雰囲気が魅力です。

2017年度は上部消化管内視鏡 4123件、下部 2364件、ERCP 279件、ESD 69件、EUS 101件を行っています。またEUS-FNA、EUS-BDにも積極的に取り組んでいます。当院は後期レジデントが少数のため上級医の指導の下に多くの手技を経験できることが特徴と考えます。外来診療は4年目(本年は3年目後期からを予定)からとなっており、3年目は内視鏡手技の獲得に専念しやすい環境を作っています。

カンファレンスは消化器内科、外科内科、内科で行われており、いずれも様々な知識を身に着けることができるため重宝しています。

本院は救急指定病院のため救急当直がありますが、原則ファーストコールは研修医の先生が行うため、私達はそのフォローを行います。回数は月2~3回です。また内視鏡オンコールについては 月6回程度で、後期レジデントには常に上級医がセカンドとして待機しており、緊急処置の際はもちろん、診断・治療に困った時にも的確な指示を行える環境をつくっています。救急当直翌日は病院の方針により振替休日がとることができます。またチーム制をとることで学会参加や大学院の授業に参加しやすい環境も魅力です。

最寄駅は本郷台駅ですが路線の多い大船まで1駅であり、横浜横須賀道路が近く、電車・車いずれでも横浜や大学のある金沢八景までアクセスが良く、また鎌倉・逗子・葉山も近いため最高のロケーションだと思います。私も仕事明けや休日を湘南や横浜に行って楽しんでいます。 当院の消化器内科は人員が多すぎず少なすぎず、やる気次第で知識・手技いずれも習得しやすい環境であり、しっかりとしたバックアップのもと多くの経験を積めることが魅力だと思います。ぜひ、一度見学にいらしてください。


一週間の予定

 
午前 内視鏡/エコー 病棟/救急当番 初診外来 内視鏡 外科内科カンファ/内視鏡
午後 内視鏡 (内視鏡)/内科カンファ (内視鏡)  内視鏡/消化器内科カンファ s再診外来

横浜栄共済病院(2016年度)

横浜栄共済病院は根岸線・本郷台駅から徒歩10分の場所に位置する、病床数430床の横浜市栄区唯一の急性期型病院です。

当院の消化器内科医は7名で、そのうち後期レジデントは2名です。(卒後3年目1人、4年目1人)基本はチーム制ですが、後期レジデントも主治医となり治療方針などは自分で決め、困った時に上級医に相談する形をとっています。2015年度は上部消化管内視鏡 4505件、下部 2594件、ERCP 212件、ESD 66件、EUS 108件を行っており、後期レジデントが少数のため上級医の指導の下に多くの手技を経験できます。外来診療は卒後4年目から始めるので、3年目は手技に専念し磨きをかけることができます。

週に1度の勉強会では上級医が講義を行ってくださり、様々な知識を身に着けることができるため重宝しております。

緊急時は後期レジデントがfirst callですが常にsecond callが待機しているので、緊急の処置の際はもちろん、診断・治療に困った時にも的確な指示をいただけます。

現在、栄共済病院は新棟に立て替え中であり、第一弾として2016年6月に消化器内科は新病棟への引越しを完了いたしました。きれいな病棟での業務は日々の診療をスムーズにしてくれています。

当院の最寄り駅は本郷台ですが、路線の多い大船駅まで1駅であり横浜までもアクセスが良く、また鎌倉も近いため最高のロケーションだと思います。

横浜栄共済病院の消化器内科は若手が少ないですが、上の医師は優しく指導してくださるため、しっかりとしたバックアップのもと多くの経験を積めることが魅力だと思います。ぜひ、一度見学にいらしてください。

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