「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

平塚市民病院 研修内容の紹介(2017年度)

川村允力(後期研修医2年目)

平塚は東海道線で横浜駅から35分、平塚市民病院は平塚駅からバスで15分の立地です。当院は病床数410床で、平塚・湘南地区の地域中核病院としての役割を担っています。平成28年5月には新棟がオープンとなり、それに伴い平成29年2月には内視鏡センターも一新され、明るくきれいな環境で心機一転、診療を行っております。

消化器内科医は現在9名、うち後期研修医4名(卒後5年目2名、4年目1名、3年目1名)の体制で診療にあたっています。

基本的に主治医制ですが、3年目のうちは、上級医の先生とペアとなり診療にあたるため、わからないことはその都度相談し、フォローを受けながら日々の診療をすすめています。また3年目の4月のうちから、難易度が低ければ、担当症例に関しては、GFでの止血処置も行っております。4年目以降は主治医として診療にあたり、手技に関してはルーチンの検査だけでなく、CF(EMR、大腸ステント挿入など)、ERCP(ERBD、ENBD、ESTなど)、PTGBDなど処置を中心とした手技もfirstで幅広く行っていきます。5年目になればESDも行います。さらに29年度からは超音波内視鏡(EUS)も導入されました。ESD、EUSに関しては、それぞれ専門医師を外部から招き、直接手技の指導、見学が可能であり教育的なバックアップ体制も充実しています。また、当院ではIVRも経験できます。施設によっては、放射線科医のみでTACEなどのIVRを行うところもありますが、当院では放射線科の医師とともに治療に携わるため、IVR専門医から直接指導を受け、実際に手技を経験できます。

夜間・休日の緊急内視鏡に関してですが、基本的に内視鏡oncall医が対応にあたります。そして、処置が必要となればその日の当番にあたっている後期研修医が招集されます。逆にoffの日はしっかり休むことができます。

平塚市民病院の医局は慶応、東海大出身の先生が中心となっていますが、雰囲気はよく不自由を感じたことはありません。消化器内科に関しては、若手は皆、肝胆膵消化器病学の医局員です。

後期研修関連病院では最西に位置する当院ですが、ESD、EUSまで含めた内視鏡手技を一通り経験でき、かつIVRも経験できるという幅広さが当院のメリットであると思います。消化器内科医の駆け出し3年間として、非常に充実した鍛え上げられる研修になるのではないでしょうか。興味を持たれた方、ぜひ見学をお待ちしております。

一週間の予定

 
午前 GF フリー(CF,AUS,ERCP) 救急当番
時間外当番
再診外来 初診外来
午後 CF TACE,EUS 救急当番
時間外当番
CF,EUS フリー(CF,ERCP)
【平成27年度の主な検査/治療件数】

GF:3638件、CF:2219件、EMR/ポリペクトミー:572件、EIS/EVL:22件
ERCP:298件、EST:68件、ENBD/ERBD:142件、ESD:117件
TACE:55件、PTBD/PTGBD:52件






平塚市民病院 研修内容の紹介(2015年度)

岩崎暁人 (卒後5年目)

 平塚市民病院は病床数410床で、平塚の中核病院としての役割を担っています。現在の建物はかなり古いですが、昭和45年に建設された南棟の建て直しと築20年の北棟の改修などの市民病院整備計画が進んでおります。平成27年9月に新棟完成、平成29年3月にはすべての改修工事が終わる見込みとなっています。

 消化器内科は現在8名、うち後期研修医4名(卒後5年目2名、4年目1名、3年目1名)の体制で診療を行っております。「興味があることはどんどん勉強してやってください」という厚川医師のもと、とてもいい雰囲気で積極的に研修しています。卒後3年目のうちは基本的に外来担当や主治医としての受持ちはなく、上級医の指導を受けながら診療を行います。内視鏡は4月からGF、秋頃からCF、年明け頃からERCP、卒後4年目の夏には胃ESDも経験できました。外来診療は卒後4年目からで、週1回ずつ初診、再診外来を担当しています。

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また、平塚市民病院は肝臓学会認定施設に指定されており、肝癌治療も数多く行って います。平成25年度に新たにIVR-CT室ができ、TACEやRFAと いった手技もCT下でできるようになりました。血管造影の手技も、放射線科Dr指導の下に経験できます。その他に新たな取り組みとして、内科症例のCV ポートを消化器内科で造設したりもしています。  当院では消化器内科を除く科は慶應義塾大や東海大からの医師がおおく勤務されていますが、外科や放射線科をはじめ他科との関係は良好で、とても働きやすい環境です。   土日祝日は休診日で、当直やオンコールでなければ病棟の担当患者の診療のみで、あとはフリーです。夜間休日の緊急内視鏡検査は、内視鏡オンコールDrがは じ めに対応し、後期レジデントが招集されて処置を行っています(必須ではないので行ける時は行くという体制です)。止血や異物除去などの緊急内視鏡は卒後3 年目のうちからどんどん経験できます。

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平塚に遊ぶところはあまりありませんが、横浜駅へは東海道線で35分、箱根湯本までは車で30分です。給与は他施設よりやや高めのようで、貯金もそれなりにできました。  研修医のみなさんは横浜市内の病院に興味をひかれがちですが、平塚でも3年間で必ずいい勉強ができます。見学をお待ちしております。

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