「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

横浜労災病院での研修について(2017年度)

尾崎杏奈(卒後4年目)

横浜労災病院は新横浜に建つ、病床数650床の横浜市北東部医療圏の中核を担う病院です。

横浜労災病院は救急患者さんが多く、様々な消化器疾患の初期対応から診断、治療まで幅広く学ぶことができます。私ははじめ救急に慣れておらず対応に困ることが多くありましたが、そのような時はいつも上の先生や同期が助けて下さり、似たような症例を経験することで少しずつ対応できるようになると横浜労災病院で後期研修をさせて頂いたことで医師として成長することができ本当に良かったと実感します。また横浜労災病院消化器内科の売りは何といっても手技が多いことで、3年目の4月から上部内視鏡検査、10月から下部内視鏡検査、4年目からはERCPが始まり、5年目には超音波内視鏡検査といった消化器内科医としての必須手技を上級医のバックアップの元で学ぶことができます。科全体としても内視鏡治療、診断に力を入れており、昨年度は上部内視鏡 5307件、下部内視鏡 3134件、ESD 95件、EMR 580件、ERCP 523件、EUS 542件、EUS-FNA76件と件数は年々増加傾向です。それぞれ専門の上級医の先生が指導して下さるため、若手も安心して手技を行えるチャンスがたくさんあります。

病棟業務は基本的に主治医制です。3年目から医師としての責任感をしっかり持てる点や患者さんとより深い関わりが持てる点で、3年目の病院が主治医制であることは長所であると思います。休日はオンコール体制となるためオンオフははっきりしており、当番でない休日は自分の時間もしっかり作ることができます。新横浜は交通の便が良く横浜に10分程度、新幹線が通っているため東京にも20分程度で出られることも横浜労災病院の魅力の一つです。

現在スタッフ14人と多く、皆仲が良いため和気藹々と楽しく仕事をさせて頂いており、困った時にも相談しやすい非常に恵まれた環境であると思います。

やる気のある皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。ぜひ一度横浜労災病院を見学にい らして下さい。

一週間の予定

 
午前 内視鏡 内視鏡 新患 救急当番 透視検査
午後 内視鏡 救急当番 病棟番  内視鏡 外来


2016年 業績 学会発表


2016年5月、第91回日本内視鏡学会総会、東京
小林貴  『交通外傷を契機に発見された、腸重積を来していた小腸腫瘍の一例』
関野雄典 『一般演題「ERCPその他」座長』
『胃粘膜下腫瘍の発見に関する内視鏡検査と腹部超音波検査の役割』

2016年5月、消化器病学会関東支部第339回例会、東京
辻川真太朗 『心窩部痛を契機に受診し緊急IVRによる止血術を要した胃大網動脈分節性動脈中膜融解(SAM)の一例』

2016年6月、第102回日本消化器内視鏡学会関東支部例会、東京
小林貴 『妊娠中に発症し、増大傾向を示した肛門線維上皮性ポリープの一例』

2016年6月、第61回神奈川県消化器病研究会
白鳥航 『粘膜下腫瘍との鑑別に苦慮した異所性膵の1例』

2016年7月、消化器病学会関東支部第340回例会、東京
高柳卓矢 ※専修医奨励賞 受賞
『門脈内穿破を併発し、腹腔から頸部まで及んだ感染性膵仮性嚢胞に対して超音波内視鏡ガイド下膵嚢胞ドレナージが著効した一例』

2016年11月、第58回日本消化器病学会大会、神戸
内山詩織、ワークショップ2 『大腸上皮におけるパルミチン酸の影響~パルミチン酸は大腸上皮の増殖因子でありACFを増殖させる』
廣谷あかね 『NOACとワルファリン内服症例における大腸EMR後出血の検討』

2016年11月、第47回日本消化吸収学会総会、神戸
尾崎杏奈 『著明な肝脂肪化を伴う抗ウイルス療法抵抗性のC型慢性肝炎に対し、エゼチミブとSGLT2阻害薬併用が肝機能改善に著効を示した一例』


2016年 業績 論文発表


2016年7月
筆頭著者:Sekino Y
共著者:Nakajima A, Kubota K.
論文名:Successful endoscopic papillectomy in patient with situs inversus.
雑誌名:Dig Endosc. 2016 Jul;28(5):616.

2016年12月
筆頭著者:小林貴
共著者:関野雄典、鈴木雅人、高柳卓矢、立川準、永嶌裕樹、野上麻子、石井研、佐藤晋二、廣谷あかね、梅村隆輔、金沢憲由、高野幸司、川名憲一、永瀬肇
論文名:妊娠中に発症し増大した肛門線維上皮性間質ポリープと考えられた一例
雑誌名:Progress of Digestive Endoscopy Vol.89 No.1. 144-145

2016年12月
筆頭著者:鈴木雅人
共著者:関野雄典、永嶌裕樹、野上麻子、佐藤晋二、梅村隆輔、金沢憲由、川名憲一、永瀬肇
論文名:直視鏡を使用した膵管ステント留置により胆管挿管に成功した憩室内乳頭の一例
雑誌名:日本消化器内視鏡学会雑誌 Vol.59 No.06 in press


横浜労災病院での研修について(2016年度)

高柳卓矢(卒後4年目)

横浜労災病院は病床数650床で、横浜市北東部医療圏の中核病院としての役割を担っております。交通の便は、新横浜駅から病院まで徒歩7分で横浜や都内への利便性に優れており、また職員寮や職員用駐車場も完備されているため、生活面での環境も優れています。

消化器内科は現在15名、うち後期研修医8名(卒後5年目2名、4年目3名、3年目3名)の体制で診療を行っております。基本的には主治医制ではありますが、卒後3年目の時には卒後6年目以上の上級医とペアを組み、相談しつつ診療を行っていきます。常に相談できる上級医がそばに居ますので一人で重大な決断をしなくてはいけないという状況はありません。また外来診療も卒後3年目からで、週1回ずつ初診、再診外来を担当しています。内視鏡は4月から上部内視鏡検査、秋頃から下部内視鏡検査、年明け頃からERCPを経験することが出来ます。卒後4年目の後半頃からは上部ESDも指導医の元、自身がメインで担当することが出来ます。平成26年度のデータにはなりますが、上部内視鏡検査は4630件、下部内視鏡検査は2910件、ERCPは352件、ESDは70件行っております。後期研修医の人数が多く症例が限られてしまうのではないかと考えるかもしれませんが、研修を積むには十分な症例数はあり、むしろ自分の容量オーバーで他の医師の協力をお願いすることもあるくらいです。

消化器内科のカンファレンスは毎週火曜日17時頃から行われますが、他の医師の診断へのプロセス、治療法の選択やタイミングを全体で考察することは後期研修医には非常に勉強になると考えられます。また、主治医の考えを尊重してくれる雰囲気であり非常に恵まれた環境であると感じています。

緊急時の呼び出しに関しては、平日夜間はFirst callのみ決まっており、休日はFirst callとSecond callが決まっていますので、担当でない日は安心して休むことが出来ます。

横浜労災病院消化器内科は若手が多く、近い学年の先輩が多くいるので気軽に相談できる恵まれた環境であり、また先輩から学んだことは後輩へ伝えていくという意識が非常に強いと思われます。

横浜労災病院で後期研修をすれば飛躍的に成長できること間違いないと思います。少しでも当院での後期研修に興味を持ってくださった方がいればぜひ一度当院へ見学へいらしてください。





横浜労災病院での研修について(2015年度)

江塚明子 (卒後7年目)

後期臨床研修生活を振り返ってみて、ここは良かった!と思う点を挙げてみました。

上級医しか出来ないような手技でも、若い学年を筆頭に行うことができる

 主治医として担当した患者であれば勿論、それ以外でも当院は「教育システム」が確立されているため上級医のサポートの下で積極的に手技もさせてくれます。後期臨床研修の時期は緊急対応やERCPなど手技も積極的に学ぶ時期です。頑張れば頑張っただけのやりがいを感じることができます。

医局全体の雰囲気がとても良い

 これは後期臨床研修とは直接関係ないかもしれないですが、大事なことです。これはいつの年でも感じます。医局員の多くが若い学年のため、和気あいあいとしていて本当にみんな仲が良いです。処置や検査一つにしてもみんなで参加し一生懸命になって協力してくれます。近い学年の先輩がいると、わからない所があっても聞きやすい。さらに先輩も気にかけてくれるため、医局にもすぐに馴染めると思います。近い学年同士だからこそ出来る、「お互い助け合う体制」が自然と確立されていると思います。

カンファレンス

 毎週一回、病棟患者対象のカンファレンスがあります。長時間に及ぶこともありますが、他の視点から患者を診てもらうことで主治医でも気が付かなかった点を指摘してもらえ、非常に勉強になります。

環境の良さ

 新横浜という環境にあるため交通の便が良く、横浜や都内への利便性にも優れています。また職員寮や職員用駐車場も完備されているため、生活面での環境も優れています。

横浜市大とのつながり

 各学年に横浜市大からの医局員が必ずいます。そのため大学病院でないにも関わらず、大学時代の知り合いがいたりすることも多いです。またこれは他科間でも同じことが言えるため他科相談もし易い環境にあります。

横浜労災病院は、病院全体が臨床研修システムに力を入れています。 中身の濃い3年間を過ごすことができ、飛躍的に成長出来ることを約束します!

↑ PAGE TOP