「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

横浜労災病院での研修について(2018年度)

森久保尚美(卒後4年目)

横浜労災病院は、病床数650床の横浜市北東部医療圏の中核を担う病院で、新横浜駅から徒歩7分の場所にあり、都心へのアクセスも良好です。職員寮が病院敷地内や徒歩数分の場所に格安で完備されており、緊急の呼び出しが多い当科でも負担なく生活することができます。

横浜労災病院は、関連病院の中でもスタッフが多く、現在15名、うち後期研修医8名(5年目3名、4年目1名、4年目4名)が働いています。3年目の4月から上部内視鏡検査、10月から下部内視鏡検査、4年目からERCP、5年目からEUSといった消化器内科医としての必要な手技を学び、EMR、ESDも4年目以降に順次自らが主に担当することができます。もちろん全ての手技は、上級医の指導のもと行っていきます。また緊急処置もこれに準じて3年目からファーストで行っており、5年目からはセカンドとして3,4年目に呼ばれる立場となるため、後期研修期間で経験する緊急処置件数も多くなります。後期研修医が多いと手技数が減るのではとの心配もあると思いますが、昨年度は上部内視鏡 5380件、下部内視鏡 3196件、ESD 105件、EMR 583件、ERCP 603件、EUS 672件、EUS-FNA 103件と件数は年々増加傾向です。後期研修医に積極的に手技を与えてくれるため、手技数が減る心配はありません。

その他の業務ですが、3年目の4月から再診外来と新患外来1コマずつ担当し、また病棟は主治医制となるため、責任と負担は大きくなります。しかし、当院では3年目には上級医が1対1で指導する体制をとっており、いつでも困っていることを聞くことができます。もちろん、その他の先生方もいつでもとても丁寧に指導してくださる先生方ばかりで、スタッフの人数が多いということもあり、後期研修医が一人きりで困るという場面はほとんどありません。また、休日はオンコール体制となり、当番でない休日は自分の時間がもてることもスタッフが多い当院の強みです。

手技や緊急症例を多く経験したい、だけど休日もしっかりほしいという方に当院は最適だと思います。院内全体で若手が多く、和気あいあいと切磋琢磨しながら過ごしています。 少しでも当院の後期研修に興味をもっていただけたら、ぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしています。


横浜労災病院での研修について(2017年度)

尾崎杏奈(卒後4年目)

横浜労災病院は新横浜に建つ、病床数650床の横浜市北東部医療圏の中核を担う病院です。

横浜労災病院は救急患者さんが多く、様々な消化器疾患の初期対応から診断、治療まで幅広く学ぶことができます。私ははじめ救急に慣れておらず対応に困ることが多くありましたが、そのような時はいつも上の先生や同期が助けて下さり、似たような症例を経験することで少しずつ対応できるようになると横浜労災病院で後期研修をさせて頂いたことで医師として成長することができ本当に良かったと実感します。また横浜労災病院消化器内科の売りは何といっても手技が多いことで、3年目の4月から上部内視鏡検査、10月から下部内視鏡検査、4年目からはERCPが始まり、5年目には超音波内視鏡検査といった消化器内科医としての必須手技を上級医のバックアップの元で学ぶことができます。科全体としても内視鏡治療、診断に力を入れており、昨年度は上部内視鏡 5307件、下部内視鏡 3134件、ESD 95件、EMR 580件、ERCP 523件、EUS 542件、EUS-FNA76件と件数は年々増加傾向です。それぞれ専門の上級医の先生が指導して下さるため、若手も安心して手技を行えるチャンスがたくさんあります。

病棟業務は基本的に主治医制です。3年目から医師としての責任感をしっかり持てる点や患者さんとより深い関わりが持てる点で、3年目の病院が主治医制であることは長所であると思います。休日はオンコール体制となるためオンオフははっきりしており、当番でない休日は自分の時間もしっかり作ることができます。新横浜は交通の便が良く横浜に10分程度、新幹線が通っているため東京にも20分程度で出られることも横浜労災病院の魅力の一つです。

現在スタッフ14人と多く、皆仲が良いため和気藹々と楽しく仕事をさせて頂いており、困った時にも相談しやすい非常に恵まれた環境であると思います。

やる気のある皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。ぜひ一度横浜労災病院を見学にい らして下さい。

一週間の予定

 
午前 内視鏡 内視鏡 新患 救急当番 透視検査
午後 内視鏡 救急当番 病棟番  内視鏡 外来

2016年 業績 学会発表


2016年5月、第91回日本内視鏡学会総会、東京
小林貴  『交通外傷を契機に発見された、腸重積を来していた小腸腫瘍の一例』
関野雄典 『一般演題「ERCPその他」座長』
『胃粘膜下腫瘍の発見に関する内視鏡検査と腹部超音波検査の役割』

2016年5月、消化器病学会関東支部第339回例会、東京
辻川真太朗 『心窩部痛を契機に受診し緊急IVRによる止血術を要した胃大網動脈分節性動脈中膜融解(SAM)の一例』

2016年6月、第102回日本消化器内視鏡学会関東支部例会、東京
小林貴 『妊娠中に発症し、増大傾向を示した肛門線維上皮性ポリープの一例』

2016年6月、第61回神奈川県消化器病研究会
白鳥航 『粘膜下腫瘍との鑑別に苦慮した異所性膵の1例』

2016年7月、消化器病学会関東支部第340回例会、東京
高柳卓矢 ※専修医奨励賞 受賞
『門脈内穿破を併発し、腹腔から頸部まで及んだ感染性膵仮性嚢胞に対して超音波内視鏡ガイド下膵嚢胞ドレナージが著効した一例』

2016年11月、第58回日本消化器病学会大会、神戸
内山詩織、ワークショップ2 『大腸上皮におけるパルミチン酸の影響~パルミチン酸は大腸上皮の増殖因子でありACFを増殖させる』
廣谷あかね 『NOACとワルファリン内服症例における大腸EMR後出血の検討』

2016年11月、第47回日本消化吸収学会総会、神戸
尾崎杏奈 『著明な肝脂肪化を伴う抗ウイルス療法抵抗性のC型慢性肝炎に対し、エゼチミブとSGLT2阻害薬併用が肝機能改善に著効を示した一例』


2016年 業績 論文発表


2016年7月
筆頭著者:Sekino Y
共著者:Nakajima A, Kubota K.
論文名:Successful endoscopic papillectomy in patient with situs inversus.
雑誌名:Dig Endosc. 2016 Jul;28(5):616.

2016年12月
筆頭著者:小林貴
共著者:関野雄典、鈴木雅人、高柳卓矢、立川準、永嶌裕樹、野上麻子、石井研、佐藤晋二、廣谷あかね、梅村隆輔、金沢憲由、高野幸司、川名憲一、永瀬肇
論文名:妊娠中に発症し増大した肛門線維上皮性間質ポリープと考えられた一例
雑誌名:Progress of Digestive Endoscopy Vol.89 No.1. 144-145

2016年12月
筆頭著者:鈴木雅人
共著者:関野雄典、永嶌裕樹、野上麻子、佐藤晋二、梅村隆輔、金沢憲由、川名憲一、永瀬肇
論文名:直視鏡を使用した膵管ステント留置により胆管挿管に成功した憩室内乳頭の一例
雑誌名:日本消化器内視鏡学会雑誌 Vol.59 No.06 in press

↑ PAGE TOP