「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

茅ヶ崎市立病院の紹介(2024年)

林春菜(卒後3年目)

茅ヶ崎市立病院は400床を超える病床数を有し、湘南東部地区の急性期病院としての役割を担っています。茅ヶ崎駅からは車で10分程度で、海が近くにあり、晴れた日には富士山を望むことができます。横浜や都心に東海道線1本で行くことができ、アクセスも良いところです。

消化器内科は現在12名で診療にあたっており、そのうち後期研修医は4名(卒後5年目1名、4年目1名、3年目2名)です。2021年に内視鏡センターが新設されており、内視鏡件数も多く、今まで以上に豊富で幅広い症例を学ぶことができる環境となっています。主治医制とチーム制の良いとこどりのようなシステムづくりをしており、主治医として主体的に治療にあたると同時に、毎日夕方にはチーム回診があるため相談しやすく安心して治療をすすめることが可能です。またチームとして他の患者さんについても把握しているため、当直明けに帰ったり休みをとったりすることができるようになっています。

夜間休日はオンコール制・当番制であり、当番でない休日はゆっくりできるため、オンオフがはっきりしているところも魅力のひとつです。緊急時は後期レジデントがfirst callですが、必ず上級医がsecond callとして待機しているので、緊急の処置の際はもちろん、判断に困った時にも相談することができます。

当直に関しては、月2回ほど内科当直があります。主に夜間救急外来の対応を行うため、内科全般の救急疾患を経験することができます。各科の垣根は低く、他科の医師に相談しやすいのも良いところです。

茅ヶ崎市立病院の最大の魅力は、管、胆膵、IBDといった様々な専門をもつ教育的な上級医の先生がいらっしゃること、和気藹々とした雰囲気でしっかりとしたバックアップ体制のもと研鑽を積むことができることだと思います。少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度見学にお越しください。お待ちしています。

茅ヶ崎市立病院の紹介(2021年度)

鶴田絢子(卒後4年目)

茅ヶ崎市立病院は茅ヶ崎駅から北東に車で10分ほどの距離に位置しており、病床数は401床で茅ヶ崎市の中核病院としての役割を担っています。

消化器内科は現在11名で診療にあたっており、そのうち後期研修医は4名(卒後5年目1名、4年目1名、3年目2名)です。主治医制であるため、さまざまな疾患に触れ、患者さんやそのご家族と向き合い、責任を持って治療にあたることで学びを重ねていくことができます。卒後3年目は指導医とペアで治療にあたるため、困った時はすぐに上級医に相談できる環境です。

上下部内視鏡検査においては、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当院でも検査の件数を減らすなど感染拡大防止の工夫が行われましたが、それでも毎日経験を積むには十分な件数を行うことができました。そのおかげもあってERCPやESDは通常の上下部消化管内視鏡検査が一通りできるようになってから、経験豊富な上級医の指導のもとで主治医として内視鏡を握ることができており、ERCPは3年目の後半から、ESDは4年目から術者として治療を行う機会をもらえています。

検査や処置以外にも、救急当番などで他科の先生方より相談を受けることも多く、早いうちに消化器内科医としての自覚を持って診療を行うことができます。夜間や休日は後期研修医がファーストのオンコールのため、緊急処置も十分に経験できます。

今後は新しい内視鏡センターができる予定なので、さらに充実した環境で検査・治療を行えるようになります。ぜひ一度見学に来られてください。


茅ヶ崎市立病院の紹介(2020年度)


1.消化器内科を選んだ理由は?

手技のある内科として循環器か消化器で悩んでいましたが、消化器は消化管、肝胆膵と広い領域を扱っているためこれから何十年も医者をやるうえで飽きることなく楽しく勉強できると思ったので消化器内科を選択しました。

2.所属病院の消化器内科の特徴・雰囲気は?

当院の消化器内科の雰囲気は穏やかでとても相談しやすい環境です。 病棟は主治医としてある程度自由に診療できますので自分で考える力もつきます。 内視鏡は件数が多く充実しており手技の奪い合いもありません。上達に応じてCS、ERCPを始めていき、5年目までにESDも経験できます。

3.印象に残る出来事は?

若年で胃癌の末期の診断となった患者さんを受け持ち、化学療法を始めたのですが精神的ケアや症状緩和に苦戦し緩和ケアに相談しながら治療していきました。 最終的にはBSCとなり転院されたのですが、最後まで精神的ケアはうまくいかず、末期癌患者への接し方の難しさを感じました。

4.この研修、専攻医プログラムの良いところ(メリット)は?

当院は救急科がなく、日中の救急対応や当直を内科で回しておりその時は内科系全般みるため、心不全や脳卒中、CPAなどの初期対応をする事があります。そのため内科全般の初期対応を勉強することができジェネラリストとして力をつける事ができます。もちろん他科へも相談しやすい環境となっています。

5.茅ヶ崎の地域、土地柄について

茅ヶ崎はサザンビーチがありサーファーが集まる街として有名です。毎年花火大会も開催されていて花火が好きな人にもお勧めです。 アクセスは東海道線、湘南新宿ラインがあり東京や新宿まで一本で行けます。箱根も1時間かからないため気軽に行きやすいです。

6.労働環境はいかがですか。(公舎、給与、福利厚生など)

公舎は選択肢が多く家賃補助は十分にでます。 給与も良く家庭を持っていても十分なほどです。

<最後に>

3年目で主治医となり責任感がでて不安かと思いますが、安心して下さい。当院では上記のようにサポート体制が充実してますので自信を持って診療にあたることができます。 消化器内科をお考えの研修医の先生方、当院での後期研修をお勧め致します。是非見学にお越し下さい。

茅ケ崎市立病院 藤野洋平 (内科専攻医)



茅ヶ崎市立病院のご紹介(2017年度)

茅ヶ崎市立病院は市内唯一400床を超える病床数を有し、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会の認定施設として地域の基幹病院・急性期病院としての役割を担っています。茅ヶ崎市は海が近くにあり、マリンスポーツやBBQ等プライベートで楽しむ環境も充実しています。病院は駅から徒歩15分とやや遠いですが、横浜や都心に東海道線1本で行くことができます。家賃補助もしっかりしており、給与面でも十分だと思います。

消化器内科は現在10名で診療にあたっており、そのうち卒後6年目が2人、後期研修医3名(卒後5・4・3年目が1人ずつ)と学年の近い先輩が多く和気藹々とした雰囲気で働いています。また、女性医師は4名、うち2名が出産後に復帰して働いており、お子さんがいる女性医師にとっても働きやすい環境が整っております。

当院では毎日内視鏡を行うことができ、卒後3年目よりGFとその後CF、ERCP、EUS-FNAと十分な経験を積むことができます。また、病棟に関しては3年目から主治医となりある程度の自分の裁量で治療することができますが、治療方針に困った際には気軽に相談することもでき安心です。 当直に関しては、月2回程度の内科当直を行っています。外来と病棟の両方を担当する当直ですが、病棟で呼ばれることはほとんどなく主に外来での救急対応が中心です。各科の垣根が低いこともあり、診療に困った際には他科の医師にも相談することができます。外科との連携も充実しており、緊急手術のconsultや、合同カンファレンスで症例検討もしています。オンコール体制に関しては、休日夜間は1st callと2nd callが事前に決まっているので、担当でない日には安心して休むことができます。止血や異物除去、ERCPなど2nd callの指導医のもと卒後3年目からどんどん経験することができます。

病院全体の年間内視鏡件数に関してですが、2015年ではGF3970件、CF2598件、ERCP306件、ESD111件(上部70件、下部41件)施行しています。

茅ヶ崎市立病院での研修では、ある程度自由に診療を行わせてもらうことができる一方、バックアップ体制もしっかりしていることから、多く経験を安心して積むことができると思います。消化器内科を考えている研修医の先生はぜひ一度見学にお越しください。

茅ヶ崎市立病院 消化器内科 田邉浩紹

一週間の予定

 
午前 新患外来 GF
CF
救急当番 GF
CF
GF
CF
午後 ERCP ESD
ERCP 
ESD
ERCP 
EUS-FNA
造影エコー
angio
予約外来



茅ヶ崎市立病院のご紹介(2016年度)

茅ヶ崎市立病院は市内で唯一400床を超える病床数を有し、日本消化器病学会・日本内視鏡学会の認定施設として地域の基幹病院・急性期病院としての役割を担っております。消化器内科においては近年内視鏡機器を一新し、ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA ELITE」・290シリーズ上下部内視鏡・経鼻内視鏡・ERCPスコープをはじめ、カプセル内視鏡・UPD-3・EUS・EUS-FNA・IDUS等も有しています。

消化器内科は現在10名、うち後期レジデント5名(卒後5年目3名、4年目1名、3年目1名)であり、上司にも恵まれ充実した教育環境があります。卒後3年目から担当外来をもち、病棟主治医としてある程度自由に裁量を持って診療にあたることができます。診療で困ったことがあれば、すぐに相談できるところも魅力の一つです。内視鏡に関しても3年目からGF次にCF、ERCP・EUS-FNAと充分な症例経験を積むことができます。当院では食道・胃・大腸のESDも行っており、卒後5年目までに胃のESDを経験することができます。また、当院は日本肝臓学会の認定施設であり、横浜市立大学の医師の指導のもとTACE・RFAも行っています。

当直は月2回程度であり、各科の垣根も低く困ったときは気兼ねなく相談できる雰囲気もあります。オンコール体制は、月〜木の平日は曜日ごとに固定してファーストコール・セカンドコールが決まっており、祝前日および土日、祝日は交代制でオンコールを回しています。止血や異物除去等の緊急内視鏡は、セカンドコールのバックアップのもと卒後3年目からどんどん経験することができます。外科との連携もしっかりとしており、週1回の外科との合同カンファレンスに加え、緊急時にはすぐに相談しやすく、対応してもらえる体制があります。

茅ヶ崎市は海が近くにあり、マリンスポーツやBBQ等プライベートで楽しむ環境も充実しています。東海道線が通っており横浜や都心へのアクセスも1本ですみます。給与面も十分であり、環境も良いためか当院での研修中に結婚が決まる人も多いようです。現在女性医師も4名と多く、和やかな雰囲気で診療できています。

茅ヶ崎市立病院での研修は後期研修3年間で実力をつけるのに良い環境が整っていると思います。消化器内科を考えている研修医の皆さんはぜひ一度見学にお越し下さい。

茅ヶ崎市立病院 消化器内科 石川 裕太郎

手技 2013年実績

GF:       3907 (PEG 109、拡張・ステント 29)
CF:       2184 (EMR 771)
EUS:      59
ESD (食道):  9
ESD (胃):   61
ESD (大腸):  30
ERCP:     286
RFA:      16
Angio:     16
穿刺系:    53

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