「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

藤沢湘南台病院 紹介(2022年度)

堀  恭樹

医者4年目、藤沢湘南台病院では今年(2022年)で2年目となります堀です。

藤沢湘南台病院は藤沢市北部に位置しており、藤沢市は勿論、横浜市、大和市、綾瀬市や茅ヶ崎市の患者様も数多く受診されています。病床数は急性期病棟240床に加え、緩和病棟19床を有しております。

現在は常勤が7名で、そのうち後期研修医は自分を含め2名在籍しております。消化器内科全体として、R3年度の総内視鏡件数は6000件を超え、ESD160件、ERCP270件、EUS146件となっており、いずれの検査種においても年々増加しております。

当院は月曜から土曜までの勤務体系となっていますが、土曜は当番制で月2回程度、13時までになります。当直も月2回で、オンコールも週2回程度です。オンコールではもちろん2ndで上級医の先生がついてくれますし、何時に電話しても快く相談に乗ってくれます。

また1年目から研修日を1日もらえ、プライベートもしっかり充実させる事ができます。給与面でも不満を感じることはなく十分すぎるほど頂いております。

後期研修1年目の昨年度は、上部消化管内視鏡検査450件、下部消化管内視鏡検査120件、またEVL、胃瘻造設、EMR、ERCPやEUSも経験させていただきました。内視鏡を1度も握ったこともない状態での入職となりましたが、文字通り、手取り足取り、優しくご指導いただき、大変多くの経験をさせていただきました。常勤の人数と比較して検査件数が多いため、後期研修医で検査の奪い合いなどに発展することはなく、沢山の経験が積めます。

科内の雰囲気も非常に良く、困った事や聞きたい事があれば、いつでも聞ける環境です。消化器1年目は検査だけではなく、病棟管理や外来業務など、わからないことだらけでしたが、部長の大熊先生を始め、沢山のサポートやご指導をいただき、不安なく1年を過ごす事ができました。また消化器疾患のみならず内科疾患全般を診る機会も多く、J-OSLERにも非常に有利です。わからない事があっても、科内のみならず他科との垣根も低く、他科へのコンサルトも非常にしやすい環境です。消化器内科医としてのみならず、内科医として実力を養える病院だと思います。

2年目の今年は昨年度に続き、この恵まれた環境の中で、さらに多くの経験を積めればと当院での研修継続を希望し、現在に至ります。後期研修期間を過ごすにはうってつけの環境であると考えます。ぜひ当院を後期研修先としてご検討いただければ嬉しいです。

少しでも雰囲気が伝わるように当院の紹介動画も作成し、you tubeに公開しております。一度ご覧いただければ幸いです。

藤沢湘南台病院 紹介(2018年度)

山本 敦史

当院は藤沢市北部に位置しており、藤沢市はもちろん、周辺の横浜市、大和市、綾瀬市、茅ヶ崎市の患者様も数多く受診されています。最寄りは小田急江ノ島線の長後駅で、徒歩8分の距離にあります。急性期病棟240床の他に、療養病棟30床、緩和病棟19床、回復期リハビリテーション病棟33床を合わせ、計322床を有しております。そのため長期療養や緩和ケアが必要な患者様は、急性期病棟からスムーズに移動できるようになっております。

消化器内科はH29年度より当教室の関連病院となり、常勤が4名(平成3年卒、21年卒、22年卒、27年卒)、そのうち後期レジデントは1名です。年間実績は、上部消化管内視鏡1,793件、下部消化管内視鏡1,338件、ERCP190件、ESD36件(H29年度)となっております。症例数に関しては、以前までと比較しいずれも増加しており、本年度からEUSも導入予定です。病棟業務に関しては、基本は主治医制となっておりますが、毎日全員で病棟回診を行うため、困ったことがあればいつでも相談できる体制をとっています。土曜日は月2回の出勤があり、その他の休日はオンコール体制となるため、自分の時間を確保できます。緊急時の処置は、常に上級医のバックアップのもと、安心して行うことができます。当院は横浜市大からの派遣の先生方が多く、他科の垣根も低く非常にコンサルトしやすい環境です。

また、本年度より東京大学の上部消化管内視鏡AI診断の共同研究に参加することになりました。現在、H.pylori感染胃炎、早期胃癌診断においては内視鏡専門医に匹敵する診断率を誇っており、今後近い将来には臨床現場に普及してくるとのことです。このように最先端の医療をいち早く体験できるチャンスもあります。

常勤医や内視鏡件数は、他病院と比較すると少ないと思いますが、非常に多くの手技を3年目から経験でき、AI診断による最先端医療に携われる機会もあることから、とても魅力ある病院であると思います。ぜひ一度見学にいらしてください。

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