「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

NTT東日本関東病院 研修内容の紹介(2022年度)

NTT東日本関東病院は五反田から徒歩7分とアクセスに非常に恵まれております。600床の病床を有している中核病院で初期研修の人気病院としても有名です。

消化器内科は 消化管内科、肝胆膵内科とそれぞれ独立しており、大学病院の様に専門性高く診療しています。消化管内科は言わずもがなESDにおいて全国トップの件数・技術を要しています。肝胆膵内科は肝臓グループ3人、胆膵グループ4人で診療しうち3人が当医局のスタッフです。肝臓グループはRFAが有名で全国から患者さんが集まってきています。胆膵グループは高難易度症例のERCPやEUS-intervention、乳頭切除等も日常的に行っており大学病院からの紹介も増えています。またがんゲノム外来もあり膵癌・胆管癌に対する抗がん剤治療も積極的に行っています。

2021年は上部ESD560件, 大腸ESD357件, ERCP531件, EUS485件であり研修するためには十分は症例数があります。後期研修医としては半年から1年ごとに消化管、肝臓、胆膵のそれぞれのグループに属しての研修となり、期間ごとに属しているグループの疾患に集中的に診療にあたる研修となります。それぞれの科にわかれているので大学病院のように専門性の高い研修ができることが特徴です。その分common diseaseの割合は少なくなりますが、救急症例が他病院と比較し少ないので1つの症例に時間を割き診療することができます。また誤嚥性肺炎などいわゆる一般内科疾患がとても少ないことも特徴です。消化器疾患に集中できる環境があるので、後期研修医をしたい先生にはぴったりの病院かと思います。もし興味がありましたら是非1度見学に来て下さい。

NTT東日本関東病院 研修内容の紹介(2018年度)

石井研 (胆膵グループ)

NTT東日本関東病院は五反田から徒歩7分とアクセスに非常に恵まれております。 600床の病床を有している中核病院で初期研修の人気病院としても有名です。 消化器内科は科内で消化管グループ、肝臓グループ、胆膵グループに分かれてそれぞれ診療にあたっています。科全体でどこかの医局ということはなく、基本的に病院独自採用のスタッフがメインです。2018年4月の段階での人数構成は副院長である部長をトップとして、消化管グループが10人、肝臓グループが3人、胆膵グループが3人の計17人となっています。その内、消化管グループの1人、肝臓グループの1人、胆膵グループの2人が当医局のスタッフです。

消化管グループは言わずもがな、ESDにおいて全国トップレベルの技術を有しています。海外や全国、当科からも定期的にスタッフが技術習得のために研修に来ています。 肝臓グループもRFAが全国2位の件数を誇っており全国から患者さんが治療に訪れています。 胆膵グループは近年少しずつ良性疾患も悪性疾患も症例数を増やしており、大学病院から紹介される患者さんも徐々に増えてきました。

当院では2017年度に上部内視鏡3723件、下部内視鏡3963件、上部ESD510件、下部ESD329件、RFA350件、ERCP530件、EUS390件、EUS-FNA83件となっております。 後期研修プログラムとしては、Generalist、Specialistの双方の素養を兼ね備えた医師の育成を目的としています。そのため、半年から1年ごとに消化管、肝臓、胆膵のそれぞれのグループに属しての研修となり、期間ごとに属しているグループの疾患に集中的に診療にあたる研修となります。

当科は大学病院のように各グループ制を敷いているため、疾患の専門性も高く後期研修医では手が出せないような病変に対する治療も多いです。他の市中病院と違ってCommon Diseaseの経験割合は少ないかもしれません。しかし、専門的に一つのことを深く掘り下げられることは間違いありません。 当科での後期研修は忙しく辛いこともたくさんあるかもしれません。それでも我こそはという体力、精神力をお持ちの猛者はぜひお待ちしております。





NTT東日本関東病院 研修内容の紹介(2016年度)

NTT東日本関東病院は五反田駅から徒歩7分とアクセスに恵まれた病院です。

病院の規模は600床となっており地域の中核病院の位置づけです。建物も比較的きれいで院内の雰囲気もよく初期研修医の人気病院としても知られています。病院の裏手には寮もあり2万円程度で都内の、しかも山手線内に居宅を構えられます。病院周囲には飲み屋、食事処も多く環境としては恵まれていると思います。

給料は寮費を考えると高くもなく安くもなくといったところでしょうか。土日は休みです。平日は遅い時間まで仕事に追われることもありますが、夜間の呼び出しはそこまで多くはありません。

消化器内科は科内で消化管グループ、肝臓グループ、胆膵グループにわかれてそれぞれ診療にあたっています。科全体でどこの医局ということはなく、基本的に病院独自採用のスタッフがメインです。2016年4月の段階での人数構成は部長と、消化管グループが10人、肝臓グループが2人、胆膵グループが2人の計15人となっています。その内、消化管グループの1人、肝臓グループの1人、胆膵グループの2人が当医局のスタッフです。

消化管グループはESDでは全国クラスであり当医局からも技術の習得のためにスタッフが来ています。2015年には胃のESDは258件、大腸のESDは292件、食道のESDは107件となっています。これは全国でトップクラスです。

肝臓グループは肝癌に対するRFAが有名で全国から紹介されて患者さんが集まり2014年には422例のRFA症例を扱っています。当医局からもRFA手技の習得のために上記の1人以外に非常勤で勉強に来ているスタッフもいます。

胆膵グループはERCP、FNAを含むEUS関連手技、経皮的な胆道ドレナージ等を日常的に行っています。胆膵グループは基本的に当医局からの派遣スタッフで診療を行っています。2016年4月からは藤田、石井両名で診療をおこなっており、水曜日の午前中には当医局の窪田教授に、木曜には当病院の胆膵グループに在籍していたOBの医師に指導をして頂いています。

当病院はグループ制となっており比較的専門性が高いことが他病院との違いだと思います。また、当医局メインのスタッフ構成ではないことも特徴の一つであり他施設と違う空気を肌で感じることができます。

当病院で鍛錬を積みたいという猛者、希望者はぜひお待ちしております。

↑ PAGE TOP