「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

仙台市医療センター 仙台オープン病院留学体験記

長谷川翔 (H24年 横浜市大卒)

留学先:仙台市医療センター 仙台オープン病院
留学期間:開始時期2016年4月~2018年3月

施設紹介:
仙台オープン病院は仙台市にある医師会病院です。登録医からの紹介・救急外来・健診からの多数の患者の診断、治療を行っています。内視鏡件数は年間25,000件と国内5位の件数を誇るhigh volume centerで、市中病院ながら臨床研究・学会活動・論文執筆・ステント開発・内視鏡ライブセミナーなどを積極的に行う先端施設の一つです。

留学体験記:
2016年4月~2018年3月まで国内留学でお世話になりました。胆膵内視鏡の勉強をメインに、日々多くの上下部内視鏡・腹部超音波検査の外来検査をこなしながら、肝胆膵疾患の入院患者を受け持ち、治療を行っていました。消化器内科に病理専門医もおりますので、自分のとった組織検体などを顕微鏡でみながら教わることも気軽にできました。当直は主に救急当直を行い、多数の救急車を受け入れ診察もしていました。その一方で、臨床研究のテーマを与えてもらい、診療時間外に研究し指導をうけていました。一般市中病院ですので、病院でのイベントや飲み会も多くスタッフやコメディカルなど仲が良く、楽しく働きやすい環境です。私が国内留学を志すきっかけですが、初期研修がおわり入局し、大学病院で後期研修を行うこととなり臨床をしながら、全国学会やアメリカDDWなどで発表・参加の経験をすることができました。その中で、大学病院より広い世界を知りたいと思うようになりました。私は生まれも育ちも横浜で、横浜市大出身ですので、将来的には横浜で医療を行いたいと思っていましたが、若いうちに全然違う場所で勉強したいという思いもありました。胆膵領域には研修医のころから興味があり、窪田教授に相談したところ、仙台オープン病院を紹介してくれました。見学にきてみて、大学とは良くも悪くも違う環境で、非常に雰囲気もよさそうであり、是非勉強したいとお願いし留学させていただけることとなりました。肝胆膵消化器病学教室は、若手医師の希望を尊重しサポートてくれる医局だと思います。みなさまと一緒に働けるのを楽しみにしております。

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