Journal of Gastroenterology誌他に論文が掲載されました
2017-05-08
当医局、山田英司医師(現:横浜医療センター)の3論文が掲載されました。
1) 『Association between endoscopic findings related to colonic diverticula and bowel habits: a multicenter study in Japan』 J Gastroenterol Hepatol. (2017 Apr 19. doi: 10.1111/jgh.13805.)
山田医師のコメント 「大腸憩室に関する内視鏡所見と、排便習慣の関連性についての論文です。前回の論文Yamada E, Nakajima A et al. Neurogastroenterol Motil. 2015で報告した憩室と便秘の逆相関について、もう一歩踏み込んだ内容になっています。全国での多施設共同研究であり、川崎医大の春間先生、眞部先生、茅ヶ崎市立病院の秦先生、栗山先生には多大なるご尽力をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。」
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2) 『Factors associated with poor therapeutic response in outpatients with irritable bowel syndrome: a multicenter study in Japan』 Journal of Gastroenterology (March 2017, Volume 52, Issue 3, pp 301–307)
山田医師のコメント 「過敏性腸症候群の治療抵抗性因子について解析した論文です。大学、基幹病院、開業医さんが共同で行った世界的にみても珍しい報告ではないかと思います。永井医院 永井先生、松島クリニック 西野先生、つのだ医院 角田先生には多大なるご尽力をいただきました。本当にありがとうござました。この場を借りてお礼申し上げます。」
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3) 『Associations of Mental Health and Physical Function with Colonoscopy-related Pain.』 Internal Medicine (2017;56(4):383-388.)
山田医師のコメント 「大腸内視鏡の苦痛度に精神的なQOLがどのように影響するかを解析した論文になります。内視鏡施行医が一人のみ・・・というかなり厳しい研究ですが、なんとかInternal medicineアクセプトにこぎつけました。日々の臨床業務+αで論文化までもっていけることがわかり、今後の臨床業務および研究に活かしていければと思います。」
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