「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

BMC Gastroenterologyに論文が掲載されました

2022-06-18

Yoneda M, Kobayashi T, Honda Y, Ogawa Y, Kessoku T, Imajo K, Nogami A, Taguri
M, Kirikoshi H, Saito S, Nakajima A. Combination of tofogliflozin and
pioglitazone for NAFLD: Extension to the ToPiND randomized controlled trial.
Hepatol Commun. 2022 May 16. doi: 10.1002/hep4.1993. Epub ahead of print. PMID:
35578445.

米田医師のコメント
非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease : NAFLD)は肥満人口や2型糖尿病罹患率の増加に伴い世界中で患者数が急増し,最多の肝疾患として認知されております。NAFLDにおいて2型糖尿病の合併は肝硬変や肝細胞癌のもっとも強い因子であり,お互いのもつ臨床的重要性は著しく大きくなっています。このたびSGLT2阻害薬のトホグリフロジンの脂肪肝改善効果をピオグリタゾンと比較し,世界で初めて糖尿病薬の組み合わせによるNAFLD治療効果における影響を検討し,米国肝臓学会の雑誌であるHepatology communications誌に報告いたしました.PPARγアゴニストであるピオグリタゾンとSGLT2阻害薬であるトホグリフロジンを併用することで副作用の軽減効果,心筋保護作用の可能性まで言及することができ,査読者からも「This RCT trial was informative and innovative」というコメントをいただいた時には感激いたしました.本研究は特定臨床研究として行われ、横浜市立大学肝胆膵消化器病学の諸先生方をはじめY-NEXTの皆様、また興和株式会社のサポートをいただきこの場を借りて御礼申し上げます。

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