「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

NAFLD/NASH診療ガイドライン2020 (改訂第2版)の作成に参加しました

2021-04-02

NAFLD/NASH診療ガイドライン2020(改訂第2版;日本消化器病学会・日本肝臓学会編)が刊行されました。 本学から作成委員として米田正人医師が、作成協力者として中島淳教授、今城健人医師、小川祐二医師、本多靖医師が参加しました。
URL: https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/nafld.html

米田医師のコメント
この度,日本消化器病学会編纂のNAFLD/NASH診療ガイドライン2014が6年ぶりに「NAFLD/NASH診療ガイドライン2020 (改訂第2版)」として改訂され,作成委員として参加させていただきました。本ガイドラインは日本消化器病学会と日本肝臓学会の共同編集となっており,本改訂では非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease: NAFLD)における,1)肝線維化の臨床的意義,2)肝臓線維化進展症例の拾い上げ,follow upの方法,3)心・血管系疾患リスク群の専門医へのコンサルト指針,4)近年のエビデンスに基づく新規治療法を中心に改訂されています.今回のガイドライン改定では,フローチャートが多用され,視覚的にも捉えやすく作成されております.本ガイドライン作成には横浜市立大学肝胆膵消化器病学の今城健人先生,小川祐二先生,本多靖先生,中島 淳教授に作製協力をいただき,この場を借りて御礼申し上げます.NAFLDはその症例数の多さから,日常診療でもっとも多く遭遇する疾患の一つであり,本ガイドラインにより多くの先生の診療の一助になることを心より祈念いたします。

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