「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

今城医師の論文がHeatology Researchにアクセプトされました

2023-06-01

今城医師の論文「M-PAST score is better than MAST score for the diagnosis of active fibrotic NASH」がHeatology Research(First Published: 26 May 2023)にアクセプトされました。

M-PAST score is better than MAST score for the diagnosis of active fibrotic NASH Kento Imajo, Yusuke Saigusa, Takashi Kobayashi, Koki Nagai, Shinya Nishida, Nobuyoshi Kawamura, Hiroyoshi Doi, Michihiro Iwaki, Asako Nogami, Yasushi Honda, Takaomi Kessoku, Yuji Ogawa, Hiroyuki Kirikoshi, Satoshi Yasuda, Hidenori Toyoda, Hideki Hayashi, Shigehiro Kokubu, Daisuke Utsunomiya, Hirokazu Takahashi, Shinichi Aishima, Beom Kyung Kim, Nobuharu Tamaki, Satoru Saito, Masato Yoneda, Rohit Loomba, Atsushi Nakajima Hepatol Res. 2023 May 26. doi: 10.1111/hepr.13927. Online ahead of print. PMID: 37237426

LINK: http://doi.org/10.1111/hepr.13927

今城医師のコメント
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のうち、活動性が高くかつ線維化が進行した症例をactive fibrotic NASHと呼び、肝硬変へ移行しやすいことが知られております。ゆえに、active fibrotic NASHは薬剤治験を含む積極的加療が必要となりますが、その診断には侵襲性の高い肝生検による病理学的評価が不可欠でした。しかしながら、このactive fibrotic NASHを血液検査とMRI検査を組み合わせることで非侵襲的に診断可能であることをHepatology Research誌(Impact factor=4.94)に報告致しました。 今回、横浜市立大学肝胆膵消化器病学・統計学教室・放射線診断学教室をはじめ、新百合ヶ丘総合病院、大垣市民病院、岐阜市民病院、佐賀大学、横浜医療センター、武蔵野赤十字病院及びUCSDなど、国内外多施設の諸先生方に多くのご協力を頂き、研究成果を残すことができました。このような素晴らしい研究機会を与えていただきました中島淳教授、斎藤聡教授、米田正人准教授ならびに多施設の諸先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

新百合ヶ丘総合病院 消化器内科 部長
福島県立医科大学 低侵襲腫瘍制御学講座 特任准教授
今城健人

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