「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

Digestive Endoscopy誌に掲載されました

2017-05-11

当教室、土谷一泉医師の臨床研究「Effect of vonoprazan on the treatment of artificial gastric ulcers after endoscopic submucosal dissection: Prospective randomized controlled trial.」 がDigestive Endoscopy誌に掲載されました(Dig Endosc. 2017 Mar 7. doi: 10.1111/den.12857.)

土谷医師のコメント 「ESD後の人工胃潰瘍に対して、新しい機序の酸分泌抑制薬であるボノプラザンを使用し、その効果を既存のPPIであるエソメプラゾールと前向きに比較した初のランダム化比較試験です。ESD後の人工胃潰瘍治療においても、ボノプラザンの優れた潰瘍治癒や後出血予防能が明らかとなりました。関連病院以外でも本論文をもとに、ESD後のクリニカルパスが見直されたと聞いています。単施設の報告で課題も多いですが、今後更なる検討をしていきたいと思います」

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