大久保医師、結束医師の共同執筆の論文が『Bioscience of Microbiota, Food and Health』にアクセプトされました
2024-03-01
大久保医師、結束医師の共同執筆の論文「Efficacy and safety of rifaximin in patients with chronic intestinal pseudo-obstruction: A randomized, double-blind, placebo-controlled, phase Ⅱa exploratory trial」が『Bioscience of Microbiota, Food and Health』誌にアクセプトされました。
(Article)Efficacy and safety of rifaximin in patients with chronic intestinal pseudo-obstruction: a randomized, double-blind, placebo-controlled, phase Ⅱa exploratory trial
Hidenori Ohkubo,Takaomi Kessoku ,Kouseke Tanaka,Kota Takahashi,Tomohiro Takatsu,Tsutomu Yoshihara,Noboru Misawa,Keiichi Ashikari,Akiko Fuyuki,Shingo Kato,Takuma Higurashi,Kunuhiro Hosono,Masato Yoneda,Toshihiro Misumi,Satoru Shinoda,Vincenzo Stanghellini Atsushi Nakajima.
Bioscience of Microbiota, Food and Health December 2023
DOI:10.12938/bmfh.2023-080
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〈大久保医師のコメント〉
このたび、慢性偽性腸閉塞症(CIPO)に対する新規治療法の模索として、リファキシミンの有効性・安全性を検証する臨床試験(医師主導治験)を行いました。医師主導治験は私にとって初めての経験であり、デザインから症例集積、論文化まで多くのことを学ばせていただきました。
CIPOは難病ですが、限られた治療のなかで、今後の新規治療法のヒントを得ることができたと思います。
ご指導くださった中島教授、およびご協力いただいたスタッフの方々、あすか製薬の方々に深くお礼申し上げます。
さがみ林間病院
内視鏡センター長 大久保 秀則
〈結束医師のコメント〉
大久保先生、中島先生から始まった消化器難病である慢性偽性腸閉塞に対する診療から今回、初めての医師主導治験を大久保先生と共に実施し、多くの学び、今後、この病気に悩む患者さんに対する新規治療開発のノウハウを学ぶことができました。
初めての医師主導治験でとても大変でしたが、二人の先生に支えられ、形にできてよかったです。引き続き、未だ確立された効果のある治療が少ないCIPOに苦しむ患者さんのためにも、新規治療開発に力を入れて参りたいと思います。
ご指導くださった中島教授をはじめ、コロナ下で大変な中サポートしてくださった関係者、あすか製薬の皆様に感謝申し上げます。
国際医療福祉大学 成田病院
緩和医療科部長 結束 貴臣