日暮琢磨准教授の記事が女性自身に掲載されました
2024-04-17
日暮琢磨准教授の記事「胃もたれ薬飲みすぎで大腸がん!」が2024年3月26日発行の「女性自身(4月9日号)」に掲載されました。
歯周病と大腸がんの関連性について研究している日暮琢磨准教授によると、普段、口の中にしか住めない「フソバクテリウム・ヌクレアタム」という細菌が大腸がんを悪化させる可能性が高いこと、さらに大腸の粘膜で作られている防御機能を損傷させることが明らかになってきました。
さほど強い菌ではないフソバクテリウム・ヌクレアタムが、なぜ強い酸性の胃の中を通過できるのかを検討したところ、胃酸の分泌を抑制する「胃もたれ薬」の服用により、本来、胃でブロックされるはずの口内細菌が生きたまま大腸に届いてしまったことが判明。
大腸がんの発生因子を減少させてるためには、歯周病の予防ともに、胃もたれ薬の飲みすぎにも気を付ける必要があります。