中国蘇州にて内視鏡指導
2020-02-17
当教室の芦苅圭一医師が中国蘇州にて内視鏡指導を行いました。 以下、体験記です。
中国 蘇州への出張
2019年12月、蘇州中心医院へ内視鏡手技の指導のため出張へ行きました。このプロジェクトは、同院が早期がんの検出率を向上させるため、中国政府より正式に許可を得て発足したものです。技術指導を行う日本人内視鏡医として、NTT東日本関東病院の大圃先生を中心に構成されたメンバーが定期的にこの病院を訪問しています。
私は今回初めて行きましたが、中国人医師の技術の高さ、知識の豊富さには驚かされました。おそらくすべてはこれまでの研修で日本人医師から得たものでしょう。しかし内視鏡への熱心さ、技術取得への貪欲さ、向上心などは日本人と比べ物になりません。日本も負けていられない、と改めて診療への意欲をかきたてられました。2日間の訪問で3時間の英語講義を2本、半日間の内視鏡指導を2本、こなしましたが、とてもハードな2日間でした。
