「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

結束医師が2021年度医学研究奨励賞を受賞

2022-06-09

2021年度医学研究奨励賞を、当教室の結束貴臣医師が受賞致しました!

おめでとうございます!

研究課題「非アルコール性脂肪肝疾患に対する腸管バリアをターゲットとした新規治療開発」での受賞です。

こちらは2022年5月21日、本学で行われました授賞式の様子です。

2021年度医学研究奨励賞を受賞 2021年度医学研究奨励賞を受賞

結束医師に受賞の喜びの声を頂きました!

《結束貴臣医師》
「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は未だ日本では保険適応の薬剤が1つもありません。中島淳教授の指導のもと、腸管バリア機能をターゲットとしてNAFLDの新規治療開発に2013年の大学院入学時から基礎、臨床研究に取り組んでまいりました。特に、医師主導臨床研究は、2015年より手掛け、2020年度に論文化し世界的な有名雑誌であるLancet gastroenterology and hepatology誌に掲載されました。臨床試験を立案から論文化まで終えられたことは、医師として大きな経験と自信になりました。日々の臨床でも新たな治療開発を待つ患者を目の当たりにしていて、医師冥利に尽きる経験ができたことをとても嬉しく思います。NAFLDはコモンな病気ではありますが、この経験を生かして、NAFLDの医師主導治験を立案から行い、さらに良い治療を模索しています。また肝臓分野以外にも治療法がみつからない難治性疾患である、慢性偽性腸閉塞(CIPO)や症候性非合併症型憩室症(SUDD)に対する新規治療開発の研究に取り組んでいます。若手医師の皆様、少しでも研究や大学院に興味がございましたら、気軽にご連絡ください(結束貴臣: takaomi0027@gmail.com)。一緒に世界に挑戦しましょう。最後に、ここまで多くのサポートをしてくださった、中島淳教授をはじめ医局の先輩・後輩のみなさまに厚く御礼申し上げます。」

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