岩城慶大医師の論文が『BMJ Open』に掲載されました
2024-12-18
岩城慶大医師の論文「Pemafibrate for treating MASLD complicated by hypertriglyceridaemia: a multicentre, open-label, randomised controlled trial study protocol」が『BMJ Open』誌に掲載されました。
Michihiro Iwaki, Takashi Kobayashi, Asako Nogami, Yuji Ogawa, Kento Imajo, Eiji Sakai, Yoshinobu Nakada, Satoshi Koyama, Takeo Kurihashi, Noriko Oza, Toshikazu Kohira, Michiaki Okada, Yuki Yamaguchi, Shinji Iwane, Fujito Kageyama, Yuzo Sasada, Masahiro Matsushita, Akimitsu Tadauchi, Gou Murohisa, Masamichi Nagasawa, Shuichi Sato, Kazuhisa Maeda, Koichiro Furuta, Ryuta Shigefuku, Yuya Seko, Hiroshi Tobita, Kazuhito Kawata, Miwa Kawanaka, Takaaki Sugihara, Nobuharu Tamaki, Motoh Iwasa, Takumi Kawaguchi, Yoshito Itoh, Atsushi Kawaguchi, Hirokazu Takahashi, Atsushi Nakajima, Masato Yoneda: Pemafibrate for treating MASLD complicated by hypertriglyceridaemia: a multicentre, open-label, randomised controlled trial study protocol. BMJ Open,14(11):e088862. PMID: 39581726 PMCID: PMC11590823 doi: 10.1136/bmjopen-2024-088862,2024 Nov 24.
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岩城慶大医師のコメント
「2023年に、NASH(Nonalcoholic Steatohepatitis)からMASH(Metabolic Dysfunction-Associated Steatohepatitis)へと呼称が変更されました。現在、MASHは健康への深刻な脅威として急速に拡大しています。しかし、日本において認可された薬物治療がないのが現状です。
このような背景を踏まえ、中島淳教授のご指導のもと、2020年よりペマフィブラートの有効性を評価する特定臨床研究を開始しました。
研究名は、「高TG血症合併NAFLDに対するペマフィブラート、フェノフィブラートの無作為化比較試験-多施設共同、オープン試験-」(略称:PRESENT Study)です。
本研究は、29施設が参加する大規模なRCT(無作為化比較試験)であり、そのプロトコル論文が完成しました。研究開始当時は大学院1年目でしたが,研究代表医師を務めさせていただき、多くの貴重な経験を得ることができました。若手にこのような素晴らしい研究機会を与えていただけるのはこの教室ならではと思います.中島淳教授をはじめ、山王病院の斉藤聡教授、米田正人先生、国際医療福祉大学成田病院の結束貴臣先生、また肝胆膵消化器病学の先生方、実験助手の皆様、秘書の皆様に深く感謝申し上げます。」
岩城慶大