読売新聞夕刊で当教室の共同研究が紹介されました
2017-06-21
新規膵癌早期マーカーであるアポリポプロテインA2アイソフォームの測定を、膵臓の疾患を指摘されていない健常者に行い、早期膵癌や膵癌リスク疾患の発見を目指す臨床試験が始まりました。まずは鹿児島の検診施設から始まります。当教室胆膵グループの加藤真吾助教はこの臨床試験にメディカルアドバイザーとして参加させていただいています。
加藤真吾医師のコメント
「この臨床試験は、健診で健常者5千人~1万人を目指してマーカーの測定を行うという壮大な試験です。将来の膵癌早期マーカーの確立のために、非常に重要な試験です。現在健診で使われている他のがん種のマーカーもこのように開発されてきたのだと思うと、この試験の重要性に身が引き締まる思いです。膵癌における早期マーカーの開発に携わることが出来、一研究者としても医師としても光栄です。将来の膵癌死亡率低下を目指して、尽力したいと思います。」
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