肝臓癌に対して、新システムを用いたマイクロ波凝固療法を開始
2017-07-21
『肝臓癌へのマイクロ波凝固療法』
肝臓癌に対する局所治療としてラジオ波焼灼療法(RFA)が一般的に行われておりますが、3cmを超える病変では焼灼が困難でした。そこで、当科ではRFAよりも広範囲(4cm程度まで)かつ球状に病変を焼灼できる「Emprint ablation system」を用いたマイクロ波凝固療法を開始しております。これまでに10数例の方に対して治療を行い、安全かつ強力に病変の焼灼に成功しております。開腹をしないため治療後の回復も早いのもメリットと考えております。治療のご相談などがございましたらご連絡いただければ幸いです。
担当:附属病院 助教 今城健人(kento318@yokohama-cu.ac.jp)