「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

JAMA Network Openに掲載されました

2021-10-11

日暮琢磨医師、葛生健人医師らによるCOVID-19パンデミックによる受診抑制が消化器がんに及ぼした影響についての原著論文が、米国医学雑誌「JAMA Network Open」に掲載されました。(2021年9月22日)

本論文で、COVID-19の流行期の前後での消化器癌の新規診断の変化を調べた結果、胃癌・大腸がんの、特に早期がんの診断数が優位に減少し、大腸がんについては進行癌で発見される例が増加したことを報告いたしました。

Kento Kuzuu, Noboru Misawa,Keiichi Ashikari,Takaomi Kessoku,Shingo Kato, Kunihiro Hosono,Masato Yoneda,Takashi Nonaka,Shozo Matsushima,Tatsuji Komatsu,Atsushi Nakajima,Takuma Higurashi
Gastrointestinal Cancer Stage at Diagnosis Before and During
the COVID-19 Pandemic in Japan.
JAMA Netw Open. 2021;4(9):e2126334. doi:10.1001/jamanetworkopen.2021.26334
PMID: 34546368

URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34546368/

本論文につきましては、横浜市立大学のHPでも掲載されておりますので、そちらも是非ご覧ください。

URL:https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2021/20210916higurashi.html

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