「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

中島主任教授が本学の医学群長に就任致しました

2023-05-29

この度、当教室の中島主任教授が、横浜市立大学の医学群長に就任致しました。

医学群長挨拶

令和5年4月より、学術院医学群長に就任した中島淳と申します。早いもので平成12年に第三内科講師として横浜市立大学に着任し、4半世紀が経過しました。当初旧第三内科はわずかなメンバーで結成されたグループであり、関連病院もゼロからのスタートでしたが、新教室の設立以降、現職医局員は現在180名、関連病院は20施設以上にまで成長しました。この間、20名以上の部長職なども輩出してまいりました。私たちの研究はまだまだ未熟ですが、継続して30名程度の博士課程在籍者を抱え、常に何人かが海外留学を行っており、最近では多くのトップジャーナルに研究成果が掲載されるなど、活気にあふれた教室となっています。

幸いなことに、優れた才能と意欲にあふれる若手メンバーに恵まれ、神奈川県内で数多くの優秀な医師が大いに活躍しております。これまでは教室員の育成のみに尽力してまいりましたが、昨年からは先端医科学研究センター長として、大学全体の視点を持つようになり、学長が掲げる「研究の横浜市立大学」というスローガンのもと、トランスレーショナルリサーチの推進のためにさまざまな取り組みを行ってまいりました。

本年からは医学群長として、看護を含む医学系の担当も拝命しました。現在、医学部が直面している状況を見ると、将来に向けて多くの困難が予測されます。しかし、私は本学には優秀な学生や卒業生が存在し、無限のポテンシャルを秘めていると信じています。既に変革が必要な点も数多く見えており、早急な対策が必要です。変革には時には摩擦も生じることでしょうが、相原学長や遠藤副学長のご指導のもと、迅速な行動を取る覚悟を持っております。私たちは大学の未来をその過程で、諸先輩方のご指導とご鞭撻が不可欠です。俱進会の諸先輩におかれましてはご指導ご鞭撻いただければ幸いです。

横浜市立大学 医学群長
中島 淳

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