AMED若手研究者海外研修支援プロジェクトに採択
2019-05-26
当教室の加藤真吾医師が、2018年度AMED若手研究者海外研修支援プロジェクトに採択され、MDアンダーソンがんセンターへ視察に行かれました。
加藤真吾医師のコメント
今回の視察の目的は、米国の早期がん診断マーカー開発ネットワークであるThe Early Detection Research Network (EDRN)のシステムを学ぶことでした。新規バイオマーカーの開発には、基礎研究で開発されたマーカーを臨床検体で評価する仕組みが大切ですが、米国では、この評価を迅速に行えるネットワークを国が構築しています(https://edrn.nci.nih.gov/)。今回視察させていただいたMDアンダーソンがんセンターのThe pancreatic cancer research centerは、膵癌マーカーのvalidationを担当している施設で、膵癌患者の臨床検体を用いたあらゆる解析が行われていました。膵癌の研究者として、世界最先端の研究施設を見学させていただき、良い刺激となりました。今後の自身の研究活動に活かしていきたいと考えています。