「肝胆膵消化器病学」は横浜市立大学附属病院の消化器内科部門です

教室の大学院生佐藤元一医師の論文がAbdominal Radiologyに掲載されました

2022-07-08

教室の大学院生佐藤元一医師の論文がAbdominal Radiologyに掲載されました。

Computed diffusion-weighted magnetic resonance imaging
with high b-values in the diagnosis of gallbladder lesions.
Sato M, Kurita Y, Sakai E, Watanabe S, Sanada H, Shimizu T,
Kanoshima K, Takai Y, Meguro K, Sugimoto Y, Biwata Y,
Hosono K, Kobayashi N, Kubota K, Nakajima A.Abdom Radiol (NY).
2022 Jun 29. doi: 10.1007/s00261-022-03586-2. Online ahead of
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LINK: https://link.springer.com/article/10.1007/s00261-022-03586-2

佐藤元一医師のコメント
内容の要旨といたしましては
・胆嚢炎やXGC、胆のうポリープ、胆のう癌など画像による良悪性診断は現在
も非常に難しく、Computed DWI(拡散強調画像)という、b値を任意に変える
(b=1500など高いb値)ことのできる新たな画像解析法を用いることで、
 画像上、胆嚢炎など良性病変や正常組織が抑制され、悪性腫瘍の視認性があがり、
胆のう癌の診断に有用であった。といった点を中心にまとめさせていただきました。
この度はご指導ならびにご協力いただきありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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