BMC Gastroenterology誌に掲載
2021-03-28
大森赤十字病院立川準医師の論文がBMC Gastroenterology誌に掲載されました。
Impact of obesity in colorectal endoscopic submucosal dissection: single-center retrospective cohort study.
Tachikawa J, Chiba H, Okada N, Arimoto J, Ashikari K, Kuwabara H, Nakaoka M, Higurashi T, Goto T, Nakajima A.
BMC Gastroenterol. 2021 Feb 16;21(1):74. doi: 10.1186/s12876-021-01652-5.
PMID: 33593282
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33593282/
立川医師のコメント
大森赤十字病院で大腸ESDを施行された症例を後方視的に検討し、肥満患者におけるESDのリスクについて評価した研究となります。
肥満症の増加に伴い、肥満がリスクの一つである大腸癌に対して内視鏡治療を行う機会も増加していくと考えられます。本研究において肥満患者では術中の低酸素血症や術時間の長時間化がみられましたが、重大な合併症の増加はありませんでした。
横浜市立大学ならびに大森赤十字病院では、消化管の早期癌に対する内視鏡治療に積極的に取り組んでおります。ぜひ患者様をご紹介いただけましたら幸いに存じます。
横浜市立大学の中島淳教授、日暮琢磨先生、大森赤十字病院の千葉秀幸先生をはじめご指導くださった多くの先生方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。